「自分を縛る“禁止令”を解く方法」
〜見えない「利得」に気づくとすべての問題が解決する〜
この本の紹介
なぜ、私にはいつも同じことばかり起きるのか? なぜ問題や悩みがいつまでも解決しないのか? そう思うとき、そこには「解決したら困る」という“問題があることで得られるメリット”が存在します。心理セラピーやカウンセリングを20年近く行い、さまざまなトラウマや問題を解消してきた著者が贈る、悩みがリバウンドしない手法。
著者よりメッセージ
このたび2021年10月12日に5年ぶりの新刊「自分を縛る
今回の著作に関しては、私自身が多くのセラピーセッションを手がけて、たくさんの失敗セッションをしてきた経験から、より早く、より効果的に結果を出すことを研究し続けてきた成果を、私自身の問題解決に対する考え方や手法に
また、多くの方にこの本を手に取っていただき、自分を振り返るきっかけ
ありがとうございました。
目次一覧
第1章 悩みや問題がなかなか消えないのはなぜ
●人はいつでも決めたら変われる
●「変わりたいけど変われない」のはなぜ?
●離れたら孤独になって不幸になってしまう女性
●幸せになりたいはずなのに自分を止めてしまうのはなぜ
●問題を持つメリット(利得)にはどんなものがあるか
●利得の種類「~から逃げる・避ける」と「~を得られる」
●対人恐怖で言いたいことが言えない女性
●頑張って自分の存在価値を証明し続ける生き方がやめられない
●ダメな自分でいたら見てもらえて自分を感じられる
●自分を守る「利得」の背景に「禁止令」がある
●人生を制限してしまう「禁止令」にはどんなものがあるか
●あなたを成長させる糧になるもの
第2章 人生を無意識に止めてしまうダブルバインドとは
●2つの相反するメッセージが混乱を招く
●自分を生きたら自分が死んでしまう?
●近づけば近づくほど見捨てられる恐怖が強くなる
●あなたの好きなように自由に選んでいい、でも……
●矛盾したメッセージを持ち続けるとどうなるのか
●離れたいのに離れられない共依存関係
●自分のことを自分で決められない男性
●ダブルバインドはあらゆる問題の根っこに存在する
●ダブルバインドの片側の縛りを解けば問題は解決する?
●本当に解決したいことはもっと奥深くにある
第3章 利得とダブルバインドの解決を図るために必要なことは何か
●脳は本能的に痛みや不快を避けようとする
●問題解決の主体者は自分自身である
●まずは、問題の根本原因を知ることからはじめよう
●ダイエットがうまくいかない女性のケース
●未完了の幼少期の記憶は、終わらせないと解決しない
●ダメな男性とばかり恋愛してしまうのはなぜ
●感覚と感情を変えると行動が自然に変わる
●やりたいけどやりたくないのはなぜ
●感情や感覚をできるだけ言語化しよう
●愛着障害からくる依存「自分のことがわからない」
●心の絆を育むことの重要性
●子どもを愛せない、受け入れられない母親のケース
●自己愛の傷つきを回復させよう
第4章 自分を制限する「禁止令」を解いて人生を変えていこう
●問題解決は順序が大事になるその理由
●自分を知り自分に気づくために「言語化」しよう
●葛藤することがなぜ重要なのか
●人生はリスクを取る勇気と、困難を乗り越える勇気が必要
●自分を否定していたら幸せにはなれない
●自分の中に安心・安全を育てていくために
●自分の中に安心・安全を作るワーク
●自己否定が強い女性が変化していったケース
●禁止令を解くために前提をひっくり返す
●人生とは幸せを感じる時間を増やしていくこと