ハイパートレーニングコース 2024年度 募集要綱

ハイパートレーニング募集要項

今期、年に一度のリトリーブサイコセラピー唯一のプロ心理セラピスト養成コース「ハイパートレーニングコース」を10月から東京・大阪にて少人数で開催することを決定しました。

ハイパートレーニングを開始してから8年目に入り、先月7期生が卒業を迎えました(2024.7現在)
また2023年度の東京ハイパー7期生からは推薦セラピストが5名誕生し、さらに過去ハイパー卒業生からは推薦セラピストが1名、公認セラピストが1名誕生しました。

推薦セラピストに合格すると、リトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリングチームに加入することになり、そこでの活躍が期待されるとともに、リトリーブサイコセラピー基礎コース、応用コースのアシスタントセラピストとしても、活躍の場が広がります。
さらに、リトリーブサイコセラピー協会の公認セラピストに認定されると、協会の全国での活動の幅が広がり、セラピストとしてだけではなく、指導者としてリトリーブサイコセラピーを教える立場となります。

ぜひ、一生の仕事としてのプロの心理セラピストを目指してみませんか。
ご応募お待ちしております。

■コースのコンセプト

大鶴です。
心理療法の学びからNLPに出会い、全米NLPトレーナーとしての活動から独自の理論に基づいた心理セラピーをやると決めて、リトリーブサイコセラピーを開発してから7年以上が経ちました。長らく心理セラピーのセッションを行いながら、人生に生き辛さを抱えた方々に出会い、セッションを受けて自己を回復していくプロセスを見て喜びを感じることで、私自身もこの仕事に対する自信と誇りと喜びを感じてきました。

ただその一方で、自分の身に着けたスキルや見立てが私が誰かに「教えた通りにできるか?」といえばそれはまた別問題で、多くの人がチャレンジしてはあきらめてセラピストになるのを辞めてしまう人も多いのも残念ですが事実です。私は自分が持っているスキルや知識を自分が生きているうちに、自分ひとりのものにするつもりはありません。

私の願いは、より多くの方の幸福に貢献できるような本物の心理セラピストを育てたい、そして多くのセラピストを全国に誕生させることでより日本という国に貢献したいという思いです。でも何度も何度も育てようとして、なかなか育たない。多くは結果が出ないから、難しいから離れる、と言います。それくらいリトリーブサイコセラピーは習得してもセッションとして成り立つ人が出てこない難しいセラピーなのです。それはそうでしょう。

人の心を扱うという事はそれくらい難しくカンタンに一筋縄ではいかないもの。たったの2日間で習得できるくらいだったら今までどんだけ多くのセラピストが日本中に誕生したでしょう。でも私は愚直にあきらめず、ショートカットして短絡的な道は用意しませんでした。人の心を扱う道なのです。だから丁寧に時間をかけて育成することがどんなに大事か。

習得に時間がかかりしかも難しい。だからこそリトリーブサイコセラピー本物だと自負しています。だからこそ伝えたい。本物の技術を。本物のマインドを。その想いをとうとう現実にしたのは、一昨年からのハイパートレーニングコースという特訓コースなのです。私の思い入れの強さはまさにこのコースに表れていると思います。

この特訓コースは決して楽なわけではありません。
最初に取り組む動機があやふやだと、コースの途中で行き詰まります。自分の隠してきた問題に自ずと焦点を当てざるをえない状況も出てきます。その時に逃げ出したり、みないふりしてスルーしたり、そうやって問題から回避していれば、セラピーセッションができなくなってしまい、やがて投げ出してしまう人もいます。人の問題と向き合うときは必ず自分の問題にも向き合うことになります。そこから逃げない、自分の心と向き合う姿勢をどれだけ保てるか、が重要なテーマになります。

「人とは何か?」「人と関わるとはどういうことか?」そういう人としての自分の生き方の修正を迫られることも多々あります。深い深い学びが待っています。

これからの日本は虐待や依存や自殺やうつなど多くの心の問題を抱えて行き詰る人が増加していく社会になりますが、これからますます多くのセラピストが活躍できる土台を私達が作って行こうと思っています。できるかどうかわからないけどチャレンジしたい、本物のセラピストとして飯が食えるようになりたい、そんな方の応募をお待ちしております。気合いと愛をこめて指導したいと思っております!

また、令和の時代に突入し、個人が自由に活躍する時代となりました。
副業を認める企業も増え、自由に個人が稼ぐことができるようになってきています。
心理セラピストとして自分の技術をどんどん磨いていく事でビジネスとして活用できます。

その他にも

・リトリーブサイコセラピー協会の推薦セラピストに認定されると、電話カウンセリングチームとして活躍できます。
・リトリーブサイコセラピー協会の公認セラピストに認定されると、全国で指導者として活躍します。
・ゆくゆくはリトリーブを教えるライセンスを取得できるようになります。
・個人でのセラピスト活動も協会の仲間とともに支えあいながら活動できるようになります。
・ハイパー卒業後も、次期
のハイパーの午後のセラピーセッションに参加でき、学びを継続できます。

■コース概要

ハイパートレーニングコースは、今後あるいは将来について、リトリーブサイコセラピーを使った心理セラピストとして活動したい、 セラピー技術をそのために極めたい!という方に向けた特別トレーニングコースになります。

ただセラピーをやる気はないけど学びたいだけ、居場所が目的、セラピストとして今後活動する気はまったく考えていない、という方は申し訳ないのですがお断りしています。おそらくついていけなくなるからです。今の仕事を継続しながらいずれ心理セラピストとしての活動を希望しているという方は歓迎します

■募集人数

東京 10名
大阪 10名

■参加条件 

  • リトリーブ応用実践コース卒業者(卒業予定者も含める)
  • すでに起業している方、または、将来、副業セラピストとして起業したいという意欲のある方
  • 将来、公認や推薦セラピストを目指している方
    ★募集条件に合わないとこちらが判断した場合はご辞退いただくこともありますので、お申込みした方が全員参加とは限りません。  

    過去にリトリーブサイコセラピー応用実践コース全日程を履修し卒業した、あるいは現在講座受講中で卒業予定の方はどなたも応募資格がありますが、ハイパートレーニングに関しては「事前審査」を行い、以下に挙げる問題がある場合は受講そのものをお断りする場合もあります。

    ・受講する目的がそもそも「承認」や「依存」目的である場合
    ・宗教・スピリチュアル・他の心理学と混ぜようとする意図がある場合
    ・リトリーブで学んだスキルを自分のオリジナルコンテンツとして盗用する目的が明確な場合
    ・ネットワークビジネスなどのマルチ商法への勧誘行為を目的とする場合
    ・他者を尊重する意思がなく攻撃的な発言や行動をとる場合
    ・明らかに能力的についていけないと想定される場合


    このような場合は、受講を希望されてもお断りする場合もあります。(受講途中でも受講禁止にする場合もあります)

■トレーニングカリキュラム

カリキュラムは、基本技術や基本の理念など、動画学習で学べる部分はほとんどが動画に撮ってありますので自宅で学習していただき、基本的にはセラピーセッションの実際のトレーニングが中心となります。
最初の2ヶ月間は午前中は座学、あるいは、セラピーの基本トレーニング、3ヶ月目からは実際に基礎コースなどから受講生を募集してのセラピーを実施します。その中で、フィードバックを受けて修正していくという流れになります。
最終日は合宿になります。

座学は動画による学習も今期より可能となりました。

  • プロのための心構えとは
  • 結果を出せる心理セラピストになるための必須条件
  • セラピストステートとマインドセット
  • セッションの上手下手を左右する重要なスキル~催眠トランス、エリクソンヒプノシストレーニング  
  • 深い信頼関係を築くテクニック~ラポールトレーニング 
  • バーストラウマセッションの理論と実践方法 
  • 家族連鎖や家系問題についてのセッション
  • ダブルバインドの見立て方とその解除のためのセッション方法   
  • メタモデルを使った質問トレーニング ~いかに短時間で核心をつかむか?
  • ビリーフの見立てから問題の見立てトレーニング  
  • 感情と感覚をセッションでいかに扱っていくか~感情処理の肝はここだ!
  • セッションの場面展開が早くなる~キラーフレーズトレーニング  
  • ビデオ学習~過去のセラピーケース事例を検証し解説していく 〈失敗と成功事例について検証する〉
  • 毎日セッションを全員でフィードバックする

■マーケティング指導 

マーケティングに関しては2023年年度以降からは内容を大幅に変更する予定です。
ブログを中心としたものは一定以上の成果は上がりますが、同時にSNSをいかに使っていくかに重点を置いていきます。
結論としてはどのようなメディアを使おうがやることは「価値をいかに提供できるか」にあり、基本的なメディアの考え方や取り扱い方の基本を学んでいただくことになります。

  • 心理セラピストのためのブログの基本・心理系のブログ考え方と書き方
  • ホームページはなぜ必要なのか? 
  • 自分のビジネスの方向性を分析するSEОの基本
  • メールマガジンの価値と作り方
  • SNSツール(フェイスブック・ツイッター・メルマガ)をどう使いこなすか

 ご自宅でのビデオ学習も可能となりました。

■特典

  • 10か月間の履修トレーニングを修了したのち、 公認講師協議のうえ、推薦心理セラピストまたは、公認心理セラピストに認定される。  
  • 各リトリーブ基礎・応用コースなどのアシスタントに優先的に入ることになる

■参加者の感想

東京ハイパー6期生感想

仙波レイナ
●成長を感じられたこ
とは何ですか
ビジネスやプライベートで人と根底的な穏やかな心理的安全性を構築できたこと。
再会したクライアントからハイパーのモニタークライアントとして受けれたことに感謝していること、とても楽になり変わったと言っていただけたことは何よりも励みになった。
応用コースでは一切セラピーがうまくできずにいたので応用コースと異なり、ハイパーではビジネスレベルでしたい人ができる環境で特訓できたことが大きかった。契約まで至らず主訴だけでなく家族配置によるや見立てや感情処理も磨けられなかった。
契約は当然として家族配置から着地までの勉強、何よりできていない見立て力を分析・勉強して心理セラピストとしての在り方(ステート)だけでなく技術向上を目指す。

●自分自身の変化や、気づき、特に印象に残っている事は、どんな所ですか?
無意識・心理面の変化だけでなく、心理面から派生して社会的・経済的な面、プライベート面での成長が著しかった。
当時、受講しながらITSaas系営業職をしていたが、カスタマーサクセスや商談でのお客様のラポール構築があまり意識していなくても自然に且つすぐ構築できるようになった。
クレーム処理やミーティングも話す時間が短くてもお客様の本質的な悩みや感情を自然に掴んでいる自分がいた。
営業職はプレッシャーが強い仕事だが、普段気づかない潜在的な不安や恐怖が薄まり、ふと気づけば楽に取引先と話していて驚いた。
そしてブラック企業からホワイトな組織に転職できたこと。
自分の能力と個性を最大限に受け入れてくれる組織に出会った。
周りから穏やかになってなんだか軽くなったように言われるようになり、自分もそれを日々の暮らしで気づくくらい。
数年ぶりに会った友人が再開した瞬間「亡くなった弟くんとお父さんとの心の葛藤が終わったんだね。抜けたね」と私の顔を見て言ったことにも驚いた。
最も主体的に生きることが求められるビジネスを心理セラピストとして起業すると決意してから10ヶ月間、あらゆるクライアントを通して自分の本質的生き方に葛藤しながら向き合ったことが、次の人生のステージに繋がった。
自分の好きなアートやホームページ制作など自分の可能性をビジネスにしている。
メンターの大鶴和江先生には感謝しきれない。
ビジネスと人生の可能性と展望を変える心理セラピストとして、アーティストとして、ビジネスマンとして次のステージを楽しみながら思い切り挑戦したい。

ヒギンズ純子
●成長を感じられたこ
とは何ですか
人の話を聞くという意味がわかりました。
私は聞いていても、どんな意味なのかを自分の中の知識や経験の中から探し出す、勝手に脳が自分の過去にもあったなとリンクさせてしまい、自分の経験と混乱してしまうところがありました。
そのリンクを外した時に、相手の話を聞きすぎて、「そうなんだね」と共感して終わる、そんな沼にハマりました。
それが克服できた事が最大の成長です。

●自分自身の変化や、気づき、特に印象に残っている事は、どんな所ですか?
仲間と声を掛け合い、本音で話た事。
そして最終日の試験で初めて周りの視線を感じず、視界にはクライアントしか見えず、周りが消えていたこと、全集中できた瞬間です。
自分に自信がついたこと、こんな私でもいいと肯定出来た事は、人生が変わったと思います。

はだまこと
●成長を感じられたこ
とは何ですか
タイマー受講中は山あり谷あり何でもありでした。
今振り返れば今までの自分の過去は全て必要だったなと思うし、今までの自分があるからこれからの自分がある、何一つ無駄じゃありません。
早く知りたかったけど、それはそれで私のタイミングななぁと思って飛躍速度を上げられるのも自分だと思ってる。

ハイパーに参加して、生涯的に役に立つとしたらどんなスキルを身につけたとお考えですか?
自分を大事にするって言う意味がハイパーに参加する前、どうしてからとで大きく違うし、自分の気持ちを自分が認めることで、自分の周りの人を1ミリでも幸せにすることができるかもしれないと言う可能性があることに期待をするし、喜びを感じる。

東京ハイパー7期生感想

仲村春菜
●成長を感じられたこ
とは何ですか
もともと能面のように表情が変わらないタイプでしたが、ハイパ ー受講後は周囲から『柔らかくなった。表情豊かになった』などのコメントをもらえることが多くなりました。
また、自分自身でもより活動的になり、日常的に感じていた窮屈さや恐怖感がだいぶ薄くなっていて、よく笑えるようになったと思います。

●自分自身の変化や、気づき、特に印象に残っている事は、どんな所ですか?
お父さんに対する気持ちや記憶を思い出せたのは大きかったです。
ずっと蓋をしていたけれど、その気持ちがあってお父さんが帰ってくるのを期待していたから通勤3時間以上かけても家を管理していたと気付けたので、引っ越すことができました。
あのままだったら、親の別荘の管理人をずっとさせられていました。
トラウマを軽くしたこと、仲間の支えがあったことが良い結果を生んだと思います。

ハイパーに参加して、生涯的に役に立つとしたらどんなスキルを身につけたとお考えですか?
相手への質問や傾聴などカウンセリングスキル。
昨日も怒鳴り散らす患者様のお話を冷静に傾聴、共感することができたのでその後の説明・説得がスムーズにできました。

■専任トレーナー

◾️メイン講師  大鶴和江
◾️サポート 白鳥大介 福満多岐子 杉原京子

   

■受講料

66万円〈税込み〉  ペイパルでの分割でも可能です(スタッフに気軽にご相談ください)

■全日程スケジュール   10か月間  

まずは午前中は下記内容について公認講師からそれぞれ専門分野についてレクチャー、午後の後半からはセッションの実践と指導を各自受ける、というスケジュールを毎日行います。2日目の朝は毎回「売り込まずに売るマーケティング講座」も行い、午後からセッション指導に入るという流れになります。   

東京ハイパー8期日程詳細

●1回目: 10月5日(土)、6日(日)
●2回目: 11月2日(土)、3日(日)
●3回目: 11月30日(土)、12月1日(日)
●4回目: 1月11日(土)、12日(日)
●5回目: 2月8日(土)、9日(日)
●6回目: 3月8日(土)、9日(日)
●7回目: 4月5日(土)、6日(日)
●8回目: 5月10日(土)、11日(日)
●9回目: 6月7日(土)、8日(日)
●10回目: 7月5日(土)、6日(日)(合宿)

●時間  10時~19時

●会場 
    
【東京】一般社団法人リトリーブサイコセラピー協会 大井町事務所

大阪ハイパー5期日程詳細

●1回目: 10月12日(土)、13日(日)
●2回目: 11月9日(土)、10日(日)
●3回目: 12月7日(土)、8日(日)
●4回目: 1月18日(土)、19日(日)
●5回目: 2月15日(土)、16日(日)
●6回目: 3月15日(土)、16日(日)
●7回目: 4月12日(土)、13日(日)
●8回目: 5月17日(土)、18日(日)
●9回目: 6月14日(土)、15日(日)
●10回目: 7月5日(土)、6日(日)(合宿)

●時間  10時~19時

●会場 
    
【大阪】一般社団法人リトリーブサイコセラピー協会 大国町事務所

※大阪5期は応募が4名以下だった場合は中止となり、東京のみの開催になりますので予めご了承下さい。