アメブロの記事を間違って消してしまったので、こちらに加筆してアップします。
私は不思議なものが見えたり聞こえたりすることはないのですが、なんだかわからないけど不思議な直感が働くときが人生の重要な場面場面では、結構多かった気がします。たとえば、こんなとき。
必要な場面にだけ働く不思議な直感
リトリーブサイコセラピー基礎コースなどで、グループシェアをする場面でのこと。
私はひとりひとりのメンバーをみてグループに振り分けていきます。
全員をイスから立たせてひとりひとりのお顔を見て、この人はここ、あの人はここ、そしてアシスタントの担当者はこの人、、、というように、ぱっぱっと決めていくのですが、、。
グループシェアが終わったあと、各アシスタントスタッフが口々に「なんでこのメンバーだったんですか?!事前に受講生のバックグラウンドをわかってこのメンバーを集めたんですか?みんなテーマが同じで家族背景も酷似しているんです!びっくりです!」と言うのです。
人が怖くて近づけないチーム、自己重要感が超低いチーム、母娘共依存チーム、家の支配が強いチーム、性別の問題を持つチーム、などなどなど、持っているテーマがみな似通っているチーム編成になったりします。よくあります。
いえ、私は霊視なんてできないし、視えませんし聞こえません。そういう能力はハナから持ってないので、みんなが幽霊を見たと騒いでいても私ひとり感じないしわからないのです。〈視えたら困る〉
しかし、こういう場面に限り、何かが働くのかわかりませんが、ぱっと直感が走ります。考えないのです。考えずに顔を見た瞬間に入ってくる感覚に従って決めていくだけ。だから仕事の時だけ働く直感!といってもいいでしょう。便利です。w
まずい!この人はこのままでは死んでしまう!
さて、、思えばもう何年前でしょうか?
まだ全米NLPのコースを教えていた頃、だんだん既存のNLPのコースではなく、心理セラピーをどんどん混ぜてオリジナルコースに変化させていく途中段階の頃だったと思います。
あるひとりの受講生のことがずっと気になっていました。
一番前に座っているのに、、なぜか?一切私と目が合わない。
ずっと下をうつ向いていて、ときどき目を挙げることはあっても目が合いそうになるとぱっとまた下を向く。
ん〜〜〜まずいなー。。。と思っていました。
いえ、誤解のないように言えば、このように私が目を合わせると、とたんにパッと目をそらしたり、下を向く人は他にも何人もいて何も特別めずらしいことではありません。
しかし、このときは。。
まずい、この人はこのままだと死んでしまう!
となぜか?そう感じたのです。
今考えてみても不思議です。理由が見当たらないのですから。ときどき変な直感が働くときがこういうときです。
カズピューターが発動です。
掟破りのセラピーセッション
その後コースが進むにつれて、全国各地で毎月開催されている受講生のアフターフォロー勉強会にこの方も見えていました。ワークの説明をした後、みんなでそれぞれペアを組んでワークをするなか、私はこの人を名指しで呼びました。
○○さん、ちょっとこっち来て。今から私がセッションするわ。
本人はビクビクしながら私の目の前に来て怯えていました。ww
いえ、断っておきますが、私はふだんはこんなことは言いません。
セッションというものは本人が受けるかどうか?を決めるものであって、心理セラピストが変えてやるというスタンスではあかんのです。
それは本人が
自分で自分のことに責任を持つという意味でもあります。
本人から受けると決めなければ、セラピストが相手の人生を支配する、という前提になってしまうのですから。
そう、なのに。
この日は完全に掟破りでした。
そうして緊急セッションをしたのですが、〈内容はあまり覚えていません。汗〉
その後この緊急セッションをきっかけに本人は劇的に変わっていきました。
あまり内容は覚えていませんが、
自分は生きててもいいんだ、という感覚を内側から呼び起こすためのセッションだったように記憶しています。
このセッションのおかげで命拾いしました、と何度も何度もいつもこの方に感謝されているのですが、私はあくまでセッションがきっかけで、ご本人の生きたい、生きるんだ!という本能的な内側の力を引き出してあげるだけで、後はご本人の魂の力だと思っています。
思い出に残るセッションのひとつですね。
こうして、たくさんの人達の人生に関われてとても幸せな仕事だと実感しています。
心理セラピストの渡辺べんさん
おーい、あんたーちょっときてーーー!がこんな結果になるとは思いませんでした。(笑)
この人はまさに死に向かって行った人生から起死回生の人生に転じた幸運な人ですが、この方じつはこの人です。
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日本NLP心理セラピー協会の公認心理セラピストとして大活躍している渡辺べんさん。
そして、
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「やさしい人」という鎧の下の苦しみ